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仕事はピーアークファンの拡大!常識を疑う力が業界を変える
唯一無二のチャレンジャーを募集

庄司 眞 (しょうじ まこと)

ピーアークホールディングス株式会社

インタビュー

プロフィール

  • 出身地

    東京都

  • 尊敬する人

    祖父・父

  • 座右の銘

    知行合一

  • 習慣にしていること

    自宅と会社の神棚に毎朝必ず手を合わせること

  • 愛読書

    嫌われる勇気

経歴

中学時代に偏差値以外の強みを求め、海外留学を決意。高校時代はスイス、大学はアメリカで過ごし、帰国後みずほ銀行に入行。慶應ビジネススクールにてMBAを取得。コンサル会社への転職を経て、2010年ピーアークホールディングスへ入社。2017年、代表取締役社長就任。

どんな事業をしているのか

ピーアークは、パチンコホール事業、カフェ関連事業を営む会社です。東京、埼玉、千葉、神奈川に23店舗(2024年9月1日現在)を展開。パチンコをする人もしない人もお客様と捉え、地域と共に成長を遂げています。



ウォール街で金融マンになるはずが、ピーアークを選んだ理由

アメリカの大学を選んだ理由は、中学時代に好きだった『ウォールストリート』の映画の影響です。自分も将来はニューヨークのウォール街で金融マンとして働きたいと思い、大学ではファイナンスを専攻し、アメリカの銀行や投資銀行への就職を考えていました。 大学時代、ある日突然、父がアメリカに来て、自分がピーアークに入った理由などを話し始めたんです。でも、最後の最後まで「ピーアークに来い」とは、一言も言われませんでした。本当に自分の話をしに来ただけ。でも、この日をきっかけに、改めて自分の将来を真剣に考えました。 そして、ピーアークへの入社を決めると同時に、「海外で就職するよりも、商慣習や人脈形成も含め、国内で仕事を選んだ方がピーアークのためになる」と思い、みずほ銀行を選んだ経緯があります。

人生にインパクトを与えた2つの経験

スイス留学と言っても実は日本人学校だったので、本当の意味での留学経験は、アメリカへ渡った大学から。言葉も思うように通じない。価値観も文化も違う。無力感・絶望感を感じつつ、自分の力だけでなんとかしなきゃいけない。そんな状況を経験して、乗り越えたことは、社会人になってすごく活きていると思います。 また大学の歴史の授業にて、自国の歴史をプレゼンする機会がありました。「日本は平和を愛する国」と語ったところ、あるドイツ人に鼻で笑われたんです。そして彼は「君は嘘をついている。日本は過去に5度、自国よりも大きな国に対して侵略戦争を仕掛けた国なんだぞ。本来のDNAは好戦民族のはずだ」と告げてきました。この経験は、ものすごく強烈な価値観の揺さぶりでした。ここで学んだことは、他人から言われたことを決して鵜吞みにせず、事実をきちんと自分自身で知ること。その上で他者からの客観的な視点も大切にするということ。自分自身のことって、実はよくわかっていないことが多いですからね。



2010年に入社してよかった!その理由とは?

2010年にピーアークへ入社し、翌年に東日本大震災が起き、渦中をピーアークの中で過ごした経験は、コロナ禍の時にも活きました。大地震、電力問題、社会の機能不全。想定外の状況下で、外の目はわれわれの業界に対しどう見ているのか。経営者としてどう考えるべきか、社員は何を感じどう考えるのか。まざまざと目の前で見たことで、感じるものも多く、勉強にもなりました。 また、社員の不安を1つずつ取り除くように努めました。「不安だけど、ピーアークは大丈夫だと思っています」と言ってくれた言葉は、私自身も嬉しかったですし、勇気を与えてくれました。お互いに助け合い、乗り切ったことで今があります。

3代目の苦悩、3代目だからこそ大事にしていること

誰かと比べられるって、しんどいですよね。対象が偉大であればあるほど、なおのこと。私がピーアークに入るということは、父と生涯比べられ続ける人生を選ぶということです。 どれだけのことを成しても「親父よりまだまだ」と比較される。生涯耐え続けることを決めなければいけないのは、結構しんどい作業です。これは2代目、3代目問わず、事業承継者が必ず悩んで苦しむことだと思います。 私が3代目として大事にしていることは、「知っている」と「できる」を切り分けること。ビジネスとして、ピーアークの事業内容は頭では理解しています。ただ、私はやったことがありません。だから、現場のみんなを尊敬していますし、彼らがいないと私は何もできないことを自覚しています。現場経験なくして経営に携わっている人間として、肝に銘じなければいけない点だと思っています。

学生への2つのアドバイス

1つ目は、何かを成し遂げる経験をすること。ただこれは、失敗する確率が高い。だから、社会人になってからやるのは、結構恥ずかしい。特に社会人は、必ず他人が評価します。そして家族に加え上司、同僚や部下等の利害関係者も多い。だから失敗するのが怖くなってしまい、挑戦を諦め、決まったことをやるルーティンになりがちです。 でも、学生時代に評価されるのは、授業の成績ぐらいですよね。しかも利害関係は限定的なので、「俺が決める」をやりやすい。唯我独尊ができる貴重な時期ですから、たくさん挑戦してたくさん失敗した方がいい。この時期は、多くの失敗をしたもん勝ちですよ。 2つ目は、自分自身を良く知ること。自分は何が好きで、何が得意で、何を大切にしたいと思っているのか。何が嫌いで、何が許せないのか。自分自身を観察し、深く知る経験を学生時代にしておくことで、社会人になったときにブレなくなります。境界線が分かっていると、その後の自分の生き方も楽になる。そして、自分のやりたいことがより明確に、クリアになるんじゃないかと思います。 ただ私の学生時代と、今の学生のみなさんが圧倒的に違うと思っているのは、自分を取り巻く情報量です。SNS等、他人からの評価や他人と比較して見える差分が容易に認識しやすい環境にある。便利なんですけど、決して他人に惑わされず、自分自身をしっかり知ることを意識してください。 学生時代は失敗できる最後の期間です。周りを気にせず、とにかく失敗してもいいから何かを成す経験をすること。そして自分自身をしっかり知ること。もし学生時代の自分に会えるのなら、絶対にこの2つを叩き込みます。「は?うるせえ!」って言われても、たぶん100回ぐらい言います。ぜひ。



この社長のカバンを持った体験者の声

ピーアークホールディングス株式会社

取材日 2024年09月

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