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働く人達に「希望」と「活力」を与える。 そして次世代にいい未来をつないであげたい。 これが、自分の土台です。

佐々木 隆之 (ささき たかゆき)

株式会社セカンドマインド

代表取締役

インタビュー

プロフィール

  • 出身地

    浅草

  • 尊敬する人

    二宮 尊徳

  • 座右の銘

    真の富とは道徳に基づくものでなければ決して永くは続かない(渋沢栄一)

  • 習慣にしていること

    ヨガ

  • 愛読書

    『絆徳経営のすゝめ』

経歴

「勉強したくない」と思っていた子ども時代。効率よく学歴が欲しいと、中学受験し、エスカレーター式に立教大学に進学。ミーハー心理から、当時の文系大学生人気No.1のJTBグループに入社。当時のJTBグループの社員数は、約2万5,000人。2年目には、トップセールスの道を進み始めるも、バイク事故に遭い、入院。全治3ヵ月。

どんな事業をしているのか

財務会計顧問
財務コンサルティング
企業参謀サービス

●26歳:1回目の転機:俺の人生このままでいいのか?

入院中は、「金持ち父さん 貧乏父さん/ロバート・キヨサキ」「ユダヤ人大富豪の教え/本田健」など、さまざまな本を読みました。そして「2万5,000分の1の歯車じゃなく、ダイレクトに世の中を動かす仕事がしたい」と考えるように。

日本企業の99%以上は、中小企業です。中小企業の社長さんに一番近いポジションで仕事をしているのは誰だ?答えは、税理士。じゃあ「税理士をやってやろう」と思い、26歳の9月、JTBを退社しました。

1年目(26歳):貯金を崩しながら、税理士試験に向けて勉強。
2年目(27歳):貯金が尽き、アルバイトをしながら勉強。
3年目(28歳):会計事務所に入り、実務経験を積みながら勉強。
6年目(31歳):税理士資格取得。
8年目(33歳):独立。


当時の原動力は「地位」「権力」「お金」「名声」。そこそこお金も稼いでいたので、毎日のように銀座や六本木に足を運び、飲み歩いていました。ほぼ家に帰らない生活で、妻には本当に苦労を掛けました。その時のことを思い返すと、本当に感謝しかありません。

●38歳:2回目の転機:脳梗塞が見つかり、「人を残す」ことを意識

健康診断で脳梗塞が見つかり「俺が本当にしたかったのは、こんなことだったのか?」と、これまでの行動を振り返る日々。不意に舞い降りたのは、松下幸之助さんの言葉「松下電器は、人をつくる会社です」でした。金や資産を残しても仕方ない。人を残そう。ここから、一気に人を大事にする経営にパラダイムシフトしました。また、一般社団法人健康経営協会を立ち上げ、理事長に就任しています。

●“健康経営”への思い

78年後、日本の人口は6,000万人になります。この数字は、明治時代とほぼ同じ。人口と経済圏はリンクしますから、日本の経済は今の半分になる。

僕は2人の子どもを持つ父親として、大人として、次の世代により良い日本を引き継がせる責任があると思っています。でも、正直、今の若い人たちに「日本って最高だよね」と言って渡せる絵図が描けていません。

そこで「自分ができることは何か?」を考え、見つけたのが「健康経営」です。会社は、利益も追求しなければいけない。でも、人が本当に大事にすべきものは、お金じゃなくて健康という話。渋沢栄一流に言うと「論語と算盤」の論語の領域です。

中小企業が「お金よりも働く人達の健康を大事にする」企業文化、経営文化を持つようになれば、世の中の見え方が変わるんじゃないか。その期待値を持って、2021年7月から、健康経営に取り組んでいます。

僕も健康と向き合うようになり、先日脳ドックを受診したら、脳梗塞が消えていたんです。今、改めて思うのは、経営者は身体が資本だということ。自分が倒れたら、家族、会社、従業員、お客さま、さまざまなところに影響が出てしまう。自分の体験を通じて、啓蒙活動をしていきたい。

今まで本当に好き勝手やらせてもらいました。だから残りの人生は、貢献の時間。健康経営の普及を通じて経営者・働く人達に「希望」と「活力」を与える。そして次世代にいい未来をつないであげたい。これが、自分の土台です。

この社長のカバンを持った体験者の声

株式会社セカンドマインド

取材日 2022年08月

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