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存在意義は、「家」を通じてすべての人の夢を叶えること
自分の気持ちと向き合うことで、未来は変わる

髙波 利充 (たかなみ としみつ)

髙波建設株式会社

代表取締役

インタビュー

プロフィール

  • 出身地

    埼玉県

  • 尊敬する人

    松下幸之助

  • 座右の銘

    一期一会

  • 習慣にしていること

    早起き、朝風呂

  • 愛読書

    思考は現実化する

経歴

鉄道員の父、公務員の母の家庭に生まれる。自宅は古く、風呂場にシャワーもなかったため、大工になり立派な家を建てると決意。親の反対を押し切り工務店に就職。初めての現場はリフォーム現場。引き渡しの際、涙を流して喜ぶお客様の姿に感動し「生涯この仕事で生きる」と決意。25歳で高波工務店として独立。平成23年、髙波建設株式会社設立。



仲間と一緒に遊ぶことが楽しかった学生時代

学生時代は、ずっと遊んでいました。生まれは、埼玉県の嵐山町です。本当に田舎でしたから、夏は川で遊んで、冬は焚き火してみんなでキャンプファイヤーして。とにかく、みんなで一緒にいるのが楽しかったですね。仲間が楽しんでいる姿を見ると、僕も嬉しくなってさらに盛り上がっちゃう。今思えば、仕事と同じです。ただ、今もしも学生時代に戻れたら、本を読んだり、株の勉強をしたりしていると思います。

独立を決めた理由

当時の大工の給料は安く、将来の保証はありません。老後も心配でしたから、このままではまずいと思いました。同時に思っていたのは「こんなに夢や魅力がある仕事なのに、なんで事業を拡大できないのか」ということ。自分なりのやり方を考えるようになり、親方と話をして、自分の可能性を信じて独立しました。「縁のある人を、物も心も含めて幸せにしたい」という気持ちは、会社が大きくなった今も変わりません。

不動産屋の計画倒産!負債1億! そして訪れた転機

僕が30歳ぐらいのとき、不動産屋が計画倒産して、1億円ぐらいの負債を負いました。もちろん、約束のお金は支払われません。暑い中、一生懸命働いてくれた現場監督さんや職人さん、打ち合わせをしてくれた設計の先生、周りの人に、何もかたちとして残せなかったことが申し訳なく、自分を責めました。 そのとき、ふと思い出したのは、僕が子ども時代に通っていた保育園です。当時から、自分の感性を生かす教育、はだし教育をしている保育園でした。社員研修を兼ねて訪問した際に見たのは、一心不乱に泥団子をピカピカにしようとしている子でした。 その瞬間、子どもの頃の高波利充がそこに見えたんです。「俺だって、こんなに集中してやれることを忘れたのか。まだまだ、スタートはこれからだ」と言われた気がしました。その言葉を励みに、もう一度立ち上がったからこそ、今があります。

そして、訪れた変化

元々、僕も職人です。昔は自分のことを「誰よりも仕事ができる」と思っていました。「いろいろなお客さんに喜んで欲しい」との思いを原動力に、ガンガンやっていましたが、保育園での経験から、世間体やエゴではなく、自分の芯のところに向き合う気持ち、自分に素直になる気持ちが生まれました。 今の社員教育、社員研修にも大きな影響を与えていると思います。何のために、誰のために、なぜ成長や成功をしなければならないのか。今、私自身も自己探究に取り組んでいる最中です。

学生へのアドバイス

友達との縁や人と人とのつながりは大事。信用した人は裏切ってはいけない。これらは、僕が学生時代に学び、今も意識していることです。一緒に成長、成功できる仲間、パワーパートナーみたいな人を、周りにつける意識はしています。よければ、参考にしてください。 あと、時間の大切さは知っておいて欲しいですね。「今」の時間は、もう二度と返ってきません。タイムマネジメントとまではいかなくても、人それぞれ、自分なりの時間の活用の仕方を考えてみてください。

髙波建設株式会社

取材日 2024年02月

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