大学時代に様々な社会の変化を目の当たりにしたことが、今のきっかけになっています。
大学生になり、将来について考えはじめた頃に、リーマンショックや東日本大震災を経験したのですが、その時、社会のレールが目の前で崩れ去るような感覚を味わいました。
これまで安全だと信じて疑わなかった日本の制度や経済も、実はいつ崩れるかわからない不確定なものであるということを大学生の時に感じました。周りと同じように就職活動をし、大手企業からの内定も頂いたのですが、大手企業の特質に疑問を感じ内定を辞退。思い切って海外へ留学に行くことにしました。
そこで選んだ国は『アフリカ』でした。世界中どこでも生き抜ける力を身につけようと思い、海外の中でもあえて、日本と馴染みがなく治安の良くない過酷な場所を選びました。
「留学」って本当に人生を変えるんですよね。付き合う人間も、環境も、価値観も、何もかもが変わります。そのような中で英語も徐々に話せるようになっていき、私自身もとても成長し、良い方向に変化していくのを感じました。
そこから私は、「個人の人生を変える『留学』を世の中にも広めたい!」と思い、学校を作ろうと決意しました。
そして学校を造るノウハウを得るために「QQEnglish」という、セブ島では知らない人がいないほどの日系語学学校の社長のもとでカバン持ちをするために、セブ島に向かい、その学校で留学をしました。しかし、何度社長にメールを送っても返信はありませんでした。
そんなある日、偶然社長と同じエレベータになり、直接自分の思いをぶつけたところ、社長のかばん持ちとして働くことになったのです。セブ島の中でも最大規模の学校の社長からノウハウを盗むことができれば、自分も一人前になれると考え、毎日がむしゃらに働きました。
そしてIT部門のマネージャーに就任し、私の運命を大きく変える「IT」に出会ったのです。学校のWEBサイト制作など、様々なプロジェクトを任せてもらいました。
その後、設立したのがこの「Kredo IT Abroad」です。