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Paymentを通してイノベーションを!
優秀な経営者を増やし、日本を元気にしたい

上野 亨 (うえの とおる)

株式会社Payment Technology

代表取締役

インタビュー

プロフィール

  • 出身地

    千葉県

  • 尊敬する人

    孫正義

  • 座右の銘

    負けたからと言って終わりではない。諦めたら終わりだ

  • 習慣にしていること

    できるだけタクシーを使わず電車に乗る

  • 愛読書

    歴史書

今までのご経歴など、自己紹介をお願いします。

僕は、もともと経営者になりたいと思っていました。そのためには簿記と税務の知識が必要だと考え、学生時代に簿記1級と税理士試験の税法科目に合格しています。

1997年にソフトバンクに入社。営業志望でしたが、財務経理部門に配属されました。 当時のソフトバンクは携帯電話ではなくパソコンソフトの卸の会社です。その後分社し、SBIグループの創業メンバーになりました。

人事・広報・社長の秘書・IR、あとは株式公開のためのコンサルティング・法人営業・法人営業部長を経て2015年に退社。最後の10年は、主にIPOコンサルタントと法人営業を担当していました。
2016年3月に株式会社Payment Technologyを設立。並行して、現在も20社ほどのIPOコンサルタントを続けています。

事業内容についてお聞かせください。

給料って、みなさんすごく常識にとらわれているんですよ。普通にもらえるもの、月に1回銀行口座に振り込まれるもの、って。でも、世界的に見ると、週給・隔週給の国がスタンダードなんですよね。
給与についても他のサービスと同様に「欲しいときに、欲しいと主張できるのが今の世の中」だと思い、働いた分の給与が好きな時に受け取れるサービス 『前払いできるくん』『前払いできるくんLITE』をリリースしました。

また2020年には給料をデジタルマネーで受け取れる『エニペイ』をリリース。今は法改正待ちの状況です。
月給をいつでも受け取れるようにするのは、時間軸を崩すイメージ。エニペイは、1口座に振込という支払方法を崩すイメージです。用途別にあとで振り分けるなら、最初から振り分けられていたほうが便利でしょう?

さらに企業や個人事業主向けの、クレジットカードで経費支払いを遅らせるサービス『1-month-delay-payment』もリリースしました。弊社は、Technologyを使って支払いの全てを変えていく会社です。

会社のビジョン、ミッションについてお聞かせください。

会社が描いているビジョンは、Paymentを通し、イノベーションを起こして世の中を変えていくことです。
すでに世の中にあるものを使い、新しいものを生み出しています。イチとイチをつなげて、サンにもヨンにもすることが得意ですね。

僕がやるかやらないかは別として、今、興味があるのはテスラが描く未来です。電気自動車、自動運転の会社ですね。テスラの電気自動車は、フル充電で460km走るんです。必要な費用はガソリンの10分の1。世の中に普及したらどうなるのか?まずタクシーの運転手が必要なくなります。家から会社まで数百円で行けるなら、電車に乗ることもなくなるでしょう。

鉄道会社のインフラを買収して、テスラの電気自動車だけが走る道路にすれば、事故も起きません。テスラ・電気自動車・自動運転といったキーワードを読み解くだけで、こんなことができる世の中なんです。

どうですか?今、自分たちがやっている仕事が、あまりにも小さく思えませんか?
こんな世界がまもなくやってくるんだから、そのどこかには乗っかっておかないと面白くないですよね。会社のミッションとは、少し別の話になりましたが、ぜひ学生さんに伝えたいことです。

「こんな人と会いたい!採用したい!」の「こんな人」と、その理由をお聞かせください。

僕は今もIPOの仕事を続けているといいましたが、その理由は、日本を強くしたいから。
この目標はどんなに経営者として頑張っても、僕一人では叶えることはできません。複数の経営者で頑張っていった方が、その確率は上がります。
たくさんのお金を手にして有名になれるのがIPO。未熟な経営者を優秀な経営者として世の中に出すのが僕自身のミッションです。

だから「将来独立したい」「将来経営者になってみたい」という人は、ぜひ僕のところへ。一緒に働きたいですね。

そしてもうひとつ。僕は今、Payment Technologyを経営していますが、20年後も続けているとは思えません。僕に取って代わって「自分が社長をやりたいです」という人が出てくるのをずっと待っています。そんな気概、思いのある学生さん大歓迎です。

学生へのアドバイスをお願いします。

世の中の優秀な人たちと、たくさん会って話をしてきてください。自分より優秀な人、こいつらレベル高いなって思う人と話すべきです。
ソフトバンクに入社したときは、100人の新卒の中で僕がビリでした。本当に優秀な人間が周りにわんさかいましたから。それが、高いレベルの中に身を置いてずっと仕事をさせてもらったことで、自然とそのレベルが普通になっていきました。今では同期会をやっても「上野ってこんな奴だっけ」と言われるくらい、僕は変化しました。

外に出て優秀だなと思う人たちと話をするようになると、怖くもなんともなくなっていくんです。だから、まずは学生のうちに、自信と知識と能力をつけていってほしいですね。

そして、できれば海外に出ていって欲しい。僕が、今の日本の中でとても残念だと思うのが、日本の中で仕事ができてお金が稼げちゃうところです。

今の日本の経済は、例えるならスープ皿の中でぐるぐるスープを回しているだけ。一歩外に出たら、他の国々は、金の奪い合いをしている。日本だけが内にこもっていても、スープがとられちゃう。じゃあ外に出て、外からスープを入れるしかない。

かつての日本はそうしていたはずです。家電メーカーやトヨタ自動車が、外貨を稼いでいました。だから日本がいい国になったはずなのに、今、そういうのがどこにもないんです。

僕は学生時代、海外に出なかったことを後悔しています。だから、新型コロナウイルス感染症が拡大する前は、年に2・3回ずつ海外視察に出かけていましたね。

孫さんやメルカリの創業者の山田進太郎さんも、海外に出たことで視野が広がり、新しいビジネスをつくっているんです。だからできるだけ外を見てほしい、そして海外の人たちとも戦いをしてほしいと思いますね。

この社長のカバンを持った体験者の声

株式会社Payment Technology

取材日 2021年08月

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