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大栄産業株式会社
代表取締役社長

山本 康雄

高校時代にはバスケ部キャプテンを務める。1浪後、明治学院大学法学部に進学。卒業後、全国に展開する人材派遣会社に就職し、人事労務を担当。5年勤務ののち退職し、2006年5月、大栄産業株式会社入社。2019年、代表取締役社長就任。

高校時代にはバスケ部キャプテンを務める。1浪後、明治学院大学法学部に進学。卒業後、全国に展開する人材派遣会社に就職し、人事労務を担当。5年勤務ののち退職し、2006年5月、大栄産業株式会社入社。2019年、代表取締役社長就任。

  • 社長の歴史

    社員の幸せが会社の未来を創る。

    大学時代、私は「日本拳法」という格闘技を始めたり、NGO活動でベトナムの小学校支援に携わるなど、いろいろなことに夢中になっていました。人生初の海外がベトナム、卒業旅行は南米ペルーへの一人旅。東京から地元・広島まで自転車で帰ったこともあります。あの頃は、計画的に何かを考える学生ではなく、その時々で楽しいと思うことに突き進んでいました。

    卒業後は、就職氷河期の中で業務請負・人材派遣会社に就職しました。新潟で人事労務の仕事をしながら、派遣スタッフと社員の待遇差に理不尽さを感じ、働く環境の厳しさを痛感する日々でした。そんな中で父から「戻ってこないか」と声をかけられ、家業である大栄産業に入社する決意をしました。

    入社当時の会社は親族だけの小さな組織でした。私が社長に就任したタイミングで、理念やビジョンを新たに作り直し、「社員第一主義」を掲げました。この考え方は、派遣会社時代に見た「報われない人たち」への思いから生まれたものです。働く人が幸せでなければ、良い仕事もできないし、良いサービスも提供できない。それが私の信念です。

    今では、社員たちが会社を支えてくれています。1人では何もできないと実感し、みんなに仕事を任せるようにしています。社員が日々会社に来て頑張ってくれることが、何よりもありがたく、これからも共に成長し続けたいと思っています。

  • 社長の想い

    モノの売り買いより社員の人間力を重視。

    今の時代はインターネットを活用すれば、モノが購入できます。お客様も「既存の販売ルートに拘らず、安く購入したい」という方向に進んで行っております。
    そんな時代だからこそ、弊社はモノを売るのではなく、モノを通して、お客様の会社の未来を考えることを目指します。お客様の究極の目的は、
    「モノがなくても商品ができればいい。商品ができなくても、何らかの形で売上を確保し、社員が幸せであればいい」という事だと考えております。

    商社としての存在価値は、人間が介入する部分です。お客様よりもメーカーや仕入れ先に詳しく、仕入れ先よりもお客様に詳しい立ち位置にいるからこそ、双方に対してベストな調整を行います。

  • 社長の目標

    先日、社内でビジョンマップのワークショップを開催しました。私が書いたのは、「5年後に売上30億、社員数25名、社員平均年収450万円」です。個人的には海外の途上国に関心があるため、アフリカ等の途上国に貢献し、且つ、利益が出る事業ができればいいなと思っています。

    自分が楽しくなければ、やる意味はありません。社員さんにとっても楽しくなければ意味がないし、稼ぐだけでは面白くない。だからこそ、人のためになることをやって行きたいと思っています。

    取材日:2024年11月

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