
ヘルスインターメソッド株式会社
コスモヘルスグループ代表
小塚 崇史
学生時代はサッカー部に所属。上智大学在学中はバックパックで世界を回る。卒業後、コンサルティング会社に入社。数多くの社長と出会い、「仲間に囲まれながら楽しんで成功している社長」に憧れる。そんなリーダーになるべく、2008年にCHグループに入社。2023年にグループ代表に就任。
学生時代はサッカー部に所属。上智大学在学中はバックパックで世界を回る。卒業後、コンサルティング会社に入社。数多くの社長と出会い、「仲間に囲まれながら楽しんで成功している社長」に憧れる。そんなリーダーになるべく、2008年にCHグループに入社。2023年にグループ代表に就任。
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社長の歴史
格好いいリーダーを目指して、気づけば社長になっていた。
好きな漫画は『ONE PIECE』。特に、ルフィがまだ出会って5回目くらいのナミに「助けて」と言われたとき、「あったりめえだ」と即答して戦いに挑むシーンが印象に残っています。あの瞬間を見て、「助けて」と言われたら迷わず手を差し伸べられる、そんなリーダーになりたいと思ったんです。
チームリーダー時代は、メンバー全員で夢を共有し合い、「夢の本」を作ったり、一人ひとりの3年後の目標をポスターにして飾りました。挑戦しやすい環境を整えたり、仲間が成功したときにはサプライズで遠くまで会いに行って、直接「おめでとう」と伝えたりもしました。
すべての行動は、会社から頼まれたからじゃない。ただ、格好いいリーダーになりたくて自分から動いていたんです。そうすると、部下も自然と応えてくれるようになって。社員を「仲間」として見て、一人ひとりの夢に本気で向き合い続けた結果、気がつけば社長になっていました。
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社長の想い
新卒が誰も辞めない組織になった時、涙が出ました。
正直、17年前は新卒が入社してもすぐに退職してしまう時期がありました。当時、売上目標はあっても理念や目的がなかった。その現実を変えたくて社内改革を繰り返し、今は「病気のない社会を作る」というビジョンのもと、「予防」をテーマに掲げ、理念だけでなく、具体的な行動を大切にすることで、社員が辞めない組織に成長しました。
例えば、全国の小学校や中学校で予防の授業を実施し、三重県では教育委員会からも依頼を受けています。プロゴルフ大会の開催や、清水エスパルスや千葉ジェッツといったスポーツチームのスポンサーを通じて、スポーツを活用した健康の普及にも注力。さらに、行政との包括連携協定により、「まちの病人介護人を減らす」という新たなプロジェクトも始動しました。
社員に対しては、「誇りを持って働ける環境」を整えています。入社5年目で年収1,000万円を超える社員がいるのもその一環です。しかし、お金よりも大切なのは、「やりがい」と「誇り」を感じられること。社員が自分の仕事に価値を見出せるよう、日本400万社の中で一番働きがいのある職場づくりを目指しています。
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社長の目標
健康を通じて、予防を通じて、日本中に夢を!
私は、現役時代から、日本社会の健康寿命を延ばしたいと考えていました。
そのビジョンを実現するためには、予防医療だけでなく、生き甲斐の大切を伝える必要があることに気づき、スポーツを通じて生き甲斐のある人生の素晴らしさを発信しています。
Jリーグ清水エスパルスのスポンサー活動の中で、65歳以上の方が試合前に選手とピッチを歩くイベントを企画しました。国立競技場で試合前にシニアダンサーズがチアリーディングの方と踊るイベントも企画しました。バスケットボールBリーグの千葉ジェッツのスポンサー活動を通じて、難病の車いすの女の子がフリースローに挑戦する企画もしました。
そして、2025年7月には、サッカー界のスーパースター三浦知良選手の現役40周年の特別試合のメインスポンサーも務めさせて頂き、たくさんのメディアにも取り上げて頂きました。これからも日本中を巻き込み、予防の大切さ、健康の先の幸せを届けていきます。
「予防といえばコスモヘルス」と言われるブランドを確立し、あらゆるスポーツ分野へ予防文化を広めていきます。
そして「日本一夢が叶う会社」をつくり、社員が自分の夢に挑戦できる環境を整えたい。若者たちが夢を持ち、夢を追いかけられる企業として、これからも成長し続けます。
取材日:2025年02月