株式会社小田原工務店
代表取締役社長
小田原 勤
親の敷いたレールを歩きたくないと考えていた高校時代。専門学校建築工学科卒業後、フリーターに。しかし「父親の会社が大変」との話から、米子に戻り、地元の設計事務所に入社。夜中まで図面を書き、時には徹夜で作業。ハードワークではあったがさまざまな経験を積み、知識とやりがいを得る中で8年半勤務。数多くの現場を見る中で「木造建築が好き」だと気づき、30歳で小田原工務店に入社。平成18年、代表取締役に就任。
親の敷いたレールを歩きたくないと考えていた高校時代。専門学校建築工学科卒業後、フリーターに。しかし「父親の会社が大変」との話から、米子に戻り、地元の設計事務所に入社。夜中まで図面を書き、時には徹夜で作業。ハードワークではあったがさまざまな経験を積み、知識とやりがいを得る中で8年半勤務。数多くの現場を見る中で「木造建築が好き」だと気づき、30歳で小田原工務店に入社。平成18年、代表取締役に就任。
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社長の歴史
水質に合う人材を求め、共に成長を目指す。
私は、もともと家業を継ぐつもりはなく、専門学校で建築を学んだ後、フリーターとして過ごしました。地元に戻り、設計事務所で働くうちに、建築に対する情熱を見つけ、30歳で小田原工務店に入社。そこから、父の健康問題をきっかけに社長となりました。当初、社長の仕事は単なる肩書きだと思っていたが、実際は全ての決定権と責任が私に集中し、その重さに驚きました。やがて、健康省エネ住宅を推進し、表彰を受けることで全国にネットワークが広がり、大きな転機となりました。現在、私は「水質に合う人間」を求め、会社の理念を基に社員と共に成長し続けています。
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社長の想い
家づくりの未来を見据え、暮らし方を伝える責任。
SDGsの12番にある「つくる責任、つかう責任」。私たちはさらに「つかい方を伝える責任」をプラスしています。当社が提案する家は昭和の家とほぼ真逆。これまでと同じ使い方では、家が持つ性能を発揮することができません。だからこそセミナーや定期点検を通して、高気密高断熱の家だからこその暮らし方、家全体の使い方をお伝えしています。実際に提案している暮らしがスタンダードになるのは、今のお客様の孫世代ぐらいでしょうか。おそらく私たちは生きていませんが、そういう時代が来ることを願って今、新しい家づくりに取り組んでいます。
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社長の目標
優しさと厳しさが共存する、技術力の高い会社。
5年後までに現場監督、設計者、大工などの技術者がたくさんいる会社にしたいです。人数というよりも高めたいのは質。現在の「人材プラスα」。木で言えば年輪の詰まった木です。小田原工務店に頼めば、しっかりした技術で自分たちの夢を実現してくれると思ってもらえる。こういった密実で粘り強会社になりたいです。
当社は、優しさと厳しさが共存している会社です。つくるものに関しては結構シビア。でもプロセスにおいては和気あいあいとしています。また、何を良しとし何に納得しないかの考え方に関しても、社内はもちろん協力業者にも浸透している点が誇りです。
取材日:2023年02月