株式会社浜木綿
代表取締役社長
林 永芳
大学時代は建築を専攻し、卒業後に貿易会社を設立。経営経験を経て父が創業した浜木綿へ入社。
39歳で代表取締役社長に就任し、業界構造の改革に取り組む。セントラルキッチンや社員育成制度を整備し、持続可能な中華チェーンの礎を築いた。
2019年、東証スタンダード・名証メイン上場を果たす。
大学時代は建築を専攻し、卒業後に貿易会社を設立。経営経験を経て父が創業した浜木綿へ入社。
39歳で代表取締役社長に就任し、業界構造の改革に取り組む。セントラルキッチンや社員育成制度を整備し、持続可能な中華チェーンの礎を築いた。
2019年、東証スタンダード・名証メイン上場を果たす。
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社長の歴史
迷いの先に見えた、経営者としての覚悟。
大学卒業後、友人と貿易会社を立ち上げました。しかし思うように成果が出ず、父が創業した浜木綿を手伝うことに。ただ、当時の中華料理業界は職人気質が強く、「総上がり」と呼ばれる、調理人が一斉に辞めてしまうような出来事も起きる世界。現場の混乱を経験し、“経営とは人を動かすことだ”と痛感しました。
39歳で社長に就任した時点で、実務は理解していましたが、「社長の仕事とは、何なのか」がわからない。中小企業家同友会に入り、経営指針を書きながら、自分の生き方や働く意味に向き合う日々が続きました。
学びを重ねる中で、直面したのは2つの壁です。ひとつは「何のためにやるのか」、もうひとつは「自分にその力があるのか」。約4年の間、さまざまなプロセスを経て、「中華料理業界を変える」ことを自らの使命とし、この仕事に生涯をかける覚悟を固めました。
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社長の想い
“おいしい時間”をつくるのは、人の力。
私が大切にしているのは、料理そのものよりも「誰と、どのような時間を過ごすか」という体験です。お客様が浜木綿に求めているのは、味だけでなく、家族や仲間と過ごす“おいしい時間”。予約時に「この席で食事がしたい」と言われることが多いのも、その証拠です。
体験価値を形にするために、空間設計を含めた“体験全体のデザイン”にも注力。明るく開放的なホールやプライベート感のある個室など、家族が安心してくつろげる工夫を店舗ごとに施しています。
その空間を支えているのが、人です。社員教育の軸に「リーダーシップ」と「マネジメント」を据え、現場の裁量と組織的な思考力の両立を目指しています。調理や接客の技術だけでなく、人としての成長を重視し、自ら考えて動ける人材を育てることが、浜木綿の文化です。
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社長の目標
“町中華”の挑戦で、次の浜木綿を育てる。
私が目指しているのは、浜木綿の理念を次の世代へつなぎながら、持続的に成長する企業へと進化させることです。現在の売上規模は約50億円ですが、10年後にはその10倍、500億円規模の企業を目標に掲げています。
実現には、既存ブランドの充実に加え、新しい業態の確立が欠かせません。中価格帯の「浜木綿」は大きな商圏での展開が中心ですが、より小さな地域にも根づける次世代ブランドとして「中国食堂はまゆう」を育てています。日常に寄り添う“新しい町中華”を通じて、食の楽しさを身近に届けたいと考えています。
求めているのは、理念を共有し、自分の言葉で行動できる社員です。挑戦を恐れず、自分の考えを形にできる人の応募を歓迎します。これからの浜木綿を一緒に育てていきましょう。
取材日:2025年9月
